日本に戻り、2週間余り。家に着いたときは、ホッとした気持ちもしましたが、楽しかった日々が思い出されます。先程も、HPを改めて拝見し、懐かしかったり、「そうだったんだ!」という、発見もありました。みなさんの書かれた滞在記にも、すごくうなずいてしまいました。今回、16泊の旅行で、8軒の宿に泊まりました。それぞれに良さがあり、単純な比較はできませんが、やっぱり、テピカリはよかったです!
☆☆☆我が家の「テピカリ生活」☆☆☆
裸足ですごす気持ちの良さ
テピカリに着き、部屋に案内してもらった時、ベランダの手前でエルニィさんたちがサンダルを脱いでいました。真似して、そこで脱ぐと、「靴で上がってもいいのよ」と、言われましたが、私たちは、ベランダ手前で脱ぐことに決めました。今思うと、これが私たちには大正解。たいていのホテルは靴を履いて過ごす前提でできているでしょうから仕方ありませんが、中には裸足で入りたくないバスルームも・・・。大きなホテルは掃除が行き届いていますが、食堂に裸足で行くわけにもいきませんよね。テピカリでは、ずっと裸足でいられる!プールに、裸足で行ってしまった時も。ベランダに座り込むのも、とってもいい気持ち。普段、自宅で、ダイニング以外は床や、畳に座って過ごしているので、嬉しかったですよ!ニョマンさんのお手入れのおかげです。
イカンゴレン
すごくおいしいサンバル(辛くない)でした。エルニィさんのお手製なんですね!たまねぎやトマトで作る、と教えてもらいました。1度食べたら、上の子が「イカンゴレン、イカンゴレン」と、言い続けていたので、2回頼みました。1回目と2回目は違うお魚でした。我が家は全員、1回目の魚が好み。お魚の名前を聞いておけばよかったです。「1回目の魚」は2回目より大きくて、鯛に似ていました。4泊したうち、9回テピカリで食事をしました。朝食以外は、インドネシア料理ばかりを注文。何を食べてもおいしかったです。チャプチャイも、テピカリのが一番でした。クローカイも、おいしかったです。(帰国後、真似して作ったら好評でした。)
楽しそう
スタッフが楽しそうに仕事をしていることがとても印象的でした。明るく、まじめに働く彼女達。エルナさんに、赤ちゃんがいると聞いて驚きました。尊敬してしまいます。
出発前の情報
テピカリについて、バリ島のいろいろなことについて、相談に乗っていただけました。
家族の健康についても、矢嶋様より心強いアドバイスを賜り、不安を解消して、出発できました。テピカリに到着する以前にも、充分なサービスを受けることができたと思います。
プール
何回も入りました。子ども用プールと思っていたところは、ジャグジーだったんですね。ホテルによっては、たくさんの虫が浮いていたところも。テピカリのプールは水がきれい。もちろん設備も清潔。仰向けに浮かびながら、青い空を泳ぐ、たくさんの凧を見上げ、自分も凧になった気分!?子どもも泳げるようになって喜んでいました。ただ子どもには深すぎるようで、ジャグジーでしか足が届きませんでした。
けんかしている声?
到着した翌朝、テラスに出ると、どこからか、たくさんの人の声が聞こえてきました。しかも、けんかしているような、攻撃的な声で、いつまでもやみません。この村は静かなところだと思って来たのに、と、少し不安になりました。その後、チャングービーチまでのジャランジャランで、疑問が解決。「とあー!」「かー!」と、お百姓さんたちが、大声で稲を荒らしにくる鳥を追い払っていたのです。テピカリの真ん前の田圃は稲穂が垂れていました。お百姓さんたちは田圃の横に作った小さなあずまやに座り、ずっと田圃を見張っていました。大声を出したり、空き缶をつるしたロープを揺らし、ガラン、ゴロン音を出して。ビーチに行くまでにも、かかしや、風に揺れるたくさんのビニール袋、竿とロープに囲まれた重装備?の田圃が点在していました。散歩から戻って、ニョマンさんたちに話すと、「お百姓さんたちは、まだ、朝の暗いうちからご飯も食べずに来ているんだよ。」と言っていました。翌朝からは、かえってこの声が、心地よく聞こえました。ありがとう。おかげでご飯が食べられます。
トッケー(かも?)
ずいぶん昔のガイドブックに、「トッケーが11回続けて鳴くと良いことがある」と書いてありました。「ケッケッケッ・・・」もしかして!?と思い数えましたが、すぐに止まってしまいました。2日目の夕食に、JEPUN(だったと思います)のテラスに招待していただいたときです。食事中、川側の上の方から、かなりはっきりとした声で「トッケー、トッー・・・。」と聞こえてきたのです!初めて聞く声でしたが、ちゃんと「トッケー」と聞きとれました。家族に話したい気持ちを抑え、耳を澄まして数えていると、全部で12回!!!わ~い!家族も気づいていて、「今、鳴いたね!」と盛り上がりました。最後の方は声も小さく、「トッッッッケェェェ・・・」と、ゆっくりで、かすれ声の様になっていって、おもしろかったです。姿は分かりませんでした。その前に聞いた、「ケッケッケッ・・・」は、多分アマガエルでしょう。その後、ウブドで2度ほど「トッケー」を聞きましたが、5回くらいで鳴きやんでしまいました。
広いベッド
SANDATの2階(シングルベッド)で寝ていた上の子どもが、何度もベッドから落ちました。ものすごい寝相なので、当然でしょうが、困ってしまいました。下の子の寝相も同じだし、ママがいないと泣くから代われないし・・・。結局、1階のダブルベッドで、ママと子ども2人の、計3人で寝ることに(2階はパパ1人)。でも、ベッドが広くても転がれば、落ちてしまう・・・どうしたらいいかな・・・。子どもが「誰が真ん中で寝るか」で、もめていたときに浮かんだ名案。90度回転して、枕をどかした場所に上の子、隣に下の子、一番足の側にママ。川の字ならぬ、三の字!?こうすれば、子ども2人は、ヘッドボードか、隣の人に挟まれているので、横に転がるぶんには落ちません。その晩は安心して眠れました。言うまでもなく、私の身長(153cm)よりも幅広いベッドだからできた技です。頭も足も、全く飛び出ず、余裕ありました。1番エコノミーなハウスなのに、です。HPの写真では、それほど広く見えませんでしたが、実物は広かったです。
ランドリーサービス
とてもきれいに仕上げてくださいました。ニョマンさんに職業を聞かれた時、「仕事はしていません。」と話すと、「ハウスキーピング?」と聞かれたので「はい。」と返事をした私。でもでも、ニョマンさんの様にアイロンがけ上手くないので、さっきの会話を思い出し、恥ずかしくなってしまいました。ただ、他人様に洗濯をお願いするのは初めての経験で、とても恥ずかしかったです。せっかく旅行に来たんだから、ゆっくりしよう、と、1度お願いしました。頼んでみて思ったのは、私の場合、自分で洗う方が気が楽ということです。結局、18日間でランドリーサービスは2回利用。あとは家族4人分を手洗い(少しパパに手伝ってもらって)しましたが、自分にはあっていました。
頼むことは大変
ランドリーサービスに限りませんが、私の貧乏性のせいか、人に頼むのがとても、とても申し訳なくて仕方ありませんでした。何もかも誰かに頼らなくてはできない自分。掃除も、洗濯も、食事の支度も、どこかに行くのも、何もかもお願いするのはとても苦しかったです。せっかくキッチンがありましたが、食材の買い出しにも自分では行けない
・・・(運転してもらわないと)。テピカリのスタッフはとても優秀で、仕事も速く、丁寧。「自分でした方がまし」と思うような仕事は1つもありませんでしたし、「言葉が通じなくて、やってもらえなかった」という事も全くありませんでした。でも、自分が慣れていなかっただけなんですが、してもらいっぱなしは辛かったです。「もし、年をとって、体が動かなくなったりしたら、こんな風に辛いのかな」と思ってしまいました。きっと、みんな良い方たちだったから、余計そう思ったのでしょう。
早朝の飛行機に乗るため、5時半にテピカリを出ました。朝早く運転してくださったニョマンさん、ありがとうございました。事前に矢嶋様からのメールで、早朝でも朝食は準備してくださる、とありましたので、お願いしましたが、やっぱり申し訳ないことをしました。前の晩に、食器と食材を預かっておけば、自分で作れたのに、すみませんでした。私は働き蜂タイプではありません。その逆です。テピカリのみなさんの、さわやかで、信頼できる働きぶりを見て、怠け者の自分が恥ずかしくなったから苦しかったかもしれません。
ジャランジャラン、ねこ、花々・・・。家族それぞれに、書ききれないほどの思い出をありがとうございました。あと、レシートの合計が間違っていたところがあったので、言いました。悪く思わないでください。
☆☆☆ロビナツアーの感想☆☆☆
(ジョグジャカルタからの帰り道。再びバリへ※管理人注)空港ではレイさん(お名前が違うでしょうか?)が、私たちに気づいてくださいました。直接ロビナには向かわず、いったん、クタペソナに寄りました。クタペソナで、ニョマンさんが笑顔で迎えてくださった時は、とてもほっとしました。クタペソナでは、ロビナの分の支払いをし、両替もしてもらえました。また、帰りの飛行機のリコンファームもしてくださいました。そして、どこに行くか、どの道で行くかをニョマンさんと話し合いました。オフィスの外で、私たちを待っているレイさんが、「今日、ロビナに行くんだ」と話しているようで、おもしろかったです。レイさんには、テピカリ滞在中、スミニャックに連れて行っていただきました。
プラタン湖、ギギッを通り、ロビナへ。レイさんの運転は快適でした。車酔いをしやすい私。しかも、その朝は5時起きで疲れ気味。山道を何時間も心配でしたが、大丈夫でした。道中、おしゃべりもたくさんしました。いろいろと楽しかったです。ジョグジャで、2回、日本語ガイドがつきました。2人とも、日本語を話すのに、こちらの気持ちが分かってもらえないことが何度もありました。それでは言葉が通じないのと変わりません。会話も弾みませんでした。レイさんだけでなく、テピカリのみなさんとは、言葉の苦労を一緒にしてもらったと言うか、時間がかかることはあっても、ちゃんと分かってもらえたのに。
プラタン湖はとても美しいところでした。昼食に入ったレストランは、まだ、お客さんがいなくて、一番よく、湖の見える席に座りました。私たちが席についてじきに、お客さんが増えてきました。ほんの少し遅ければ、窓際に座れなかったでしょう。残念だったのは、ナシゴレン、ミーゴレンとも、辛かったことです。レストランはロケーションも良く、ビュッフェスタイルで、席も多いので、ツアーで寄るには良いところでしょう。でも、ビュッフェでは、好みを聞いて味付けをしてくれません。子どもたちは、ナシゴレンもミーゴレンも、目の前にしながら、辛くて食べられないと知り、ショックを受けていました。他の料理も子どもたちは、余り喜んでいませんでした。こんな事なら、湖畔の屋台に行けば良かったと思いました。もちろんレイさんに、無理に連れて行かれたわけではありません。湖畔の屋台には、外国人のお客はいませんでした。バリのツアーでは、決まったお店に行くのが常でしょうか?次回、同じような状況で、「屋台で食べたい」とリクエストしてもいいですか?
ギギッへ着いたとき、子どもは2人とも眠っていました。レイさんから、滝までの道は険しいこと、ガイドを雇う必要があること、入場料がかかることを教わりました。道が険しい・・・子どもたちを抱えて歩けるだろうか?申し訳ないと思いましたが、レイさんに、子どもたちを車中に残して行ってもいいか、聞いてみました。レイさんは,「男の子(上の子)はいいけど、赤ちゃんは泣くと困るので、連れて行って欲しい。」と言われました。眠ったままの下の子を抱き、ガイドさんのところへ行くと、階段が多く危ないので、子どもを抱いては行けない、と言われました。かといって、歩かせるのはもっと無理。レイさんに、下の子も車において行ってもいいか、もう一度お願いしました。レイさんはOKしてくださいました。すみませんでした。一度抱き上げたのに、全く起きる様子のない娘。でも、大急ぎで戻ってこようと誓い、滝へ向かいました。実際、道は険しく、上の子でも、歩けなかったでしょう。それに、だっこして歩くことも無理だったと思います。ガイドさんは、何度も、沿道の売店で買い物をしないか、と勧めましたが、「子どもを預けてあるから、急ぎたい」と、断りました。滝を見られたときは、嬉しかったですが、写真を撮ってすぐに、引き返しました。帰り道は余計、長く感じました。駐車場に戻ると、下の子の泣く声は聞こえなくて、ほっとしました。まだぐっすりでした。でも、上の子は起きていました。「どこに行っていたの?」滝だよ、と答えると、行きたがりましたが、とても行ける場所ではなかった事を話し、あきらめてもらいました。ちょっとかわいそうだったけれど、仕方なかったです。レイさんのおかげで行くことができました。
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆
テピカリ滞在中、運転はプトゥさんにもお世話になりました。特に、空港からテピカリに向かう時にも、両替とコンビニに寄ってくださり、とても助かりました。待ってくださる間、お会いしたすぐなのに、下の子が、だっこされていたことにも驚きました。人見知りをする子なので・・・。このことがいい例だと思いますが、大人の私でも、プトゥさん、レイさんとのドライブは、安心できました。
大変長くなりまして、申し訳ありませんでした。本当に、たくさんの方に、お世話になりました。メールを出すのも、もう最後かもしれないと思うと、とても寂しいです。お金持ちではないので、「また、来年!」と、簡単に言えませんけれど、でも、いつの日か、Sampai jumpa lagi! |